堂本光一は本当に王子様なのか?

「王子様だと思う芸能人は?」という調査では、もう何十年も前から常に1位、2位にランクインしてくる堂本光一さん。世間からも王子様というイメージが定着し、同じく王子様を自称し、光一さんと1位、2位を長きにわたって争っている及川光博さんに、「日本の王子様は光一くん、君だけだよ」と言われる始末で、「いつまで経っても俺は王様にはなれない。王子様なんてキャラですよ(笑)」と語ったこともある。

 

確かに、あの綺麗な顔立ちと気品溢れる風貌はどこからどう見ても王子様だ。しかし、内面は・・・というと、疑問ばかりである。世間は光一さんの内面も含めて王子様と認識しているのだろうか?それとも、容姿だけで王子様と認識しているのだろうか?後者であれば、容姿だけで何十年も前から1位、2位にランクインし、世間に王子様として認識されてる光一さんはとんでもない化け物だと思う。

 

以下、光一王子のありがたきお言葉です。どうぞお納めください。

 

 

・(Tシャツが1万円超えだと聞いて)布だぜ!?

・記者「セットリストのネタバレを気にしているファンが多く、雑誌などの取材でも話をするのが難しいのですがどうしたらいいですか?」光一「セットリストを歌う前に言ってしまえばいい」

・(セットリストをネタバレして)ファン「えー!」光一「ネットの書き込みとか見てるんでしょ?載ってるじゃん。見ないようにしてんの?今からその努力ぶち壊してやる!!!!!○○と○○は歌いません!!!」ファン「えー!」光一「うるせぇな!俺の勝手だろ!!嫌なやつは今から帰ってCD聞いてろ!!!」

・(なかなか帰ろうとしないファンに)お願いだから帰って!!現実を見て!!俺の今の一番の願いです!!!早く帰って!!値段分はやった!!!!

・(音響不具合の関係で一時的に中止となり復活した後)光一「どこからやろうかな?」ファン「最初からー!!!」光一「最初?じゃあお前ら一旦外出ろ!wこのクソ暑い中グッズ買うところからやり直しな!!!www」

・(NEWSの手越さんがファンを「子猫ちゃん」と呼んでいると聞いて)俺のお客さん化け猫にしか見えないんですけど・・・

・(「手越に習った手の振り方があるんだよ」と言って手を振るが)見えてないけど!俺は見えてないって最初から言うもん!

・(MCを終わろうすると)ファン「えー!」光一「うるせぇな!いい歳して『えー!』とか言ってんじゃねぇよ!ww」

・光一「彼氏いない人?」ファン「はーい!!!!」光一「だろうな!だろうな!!だろうな!!!wwwwww」

・光一「昨日もカウントダウンコンサートやらせていただきましたけど、カウントダウンの時の黄色い歓声と今とでは全然違うね!」ファン「キャー!(黄色い歓声)」光一「はい、無理しなーい!全然無理でーす!!全然無理です!!!!全然無理です!!!まず光景が全く違いまーす!!!!!

・(クリスマスや年末年始にコンサートに来ているファンに)何でコンサート来てんの!?家族や彼氏と過ごせや!!現実見ろ!!!!

・(お盆にコンサートに来ているファンこのクッソ忙しいお盆の時期にコンサートに来る暇人!!!!へっ!!!wwww言ってやったぜ!!!!wwwww

二階席見えません!!一階席見てません!!!スタンドのみんな全然見えてねぇぞ!!!!!

・ファン「光一くーん!!!」光一「うるせぇ!!!!!!!!!」

・ファン「脱いでー!!!!」光一「俺が脱いでも良い体してるだけだよ?皆さんみたいにだらしない体してません!」

デブが嫌い!!!痩せろ!!!!

・ラジオネームみほさん「テレビの情報番組でやっていましたが、壁ドンや顎クイの次に今女子の間で大流行のシチュエーションがあるそうです。それは、お米様抱っこ、これは米俵を男性がかつぐみたいに、肩に抱き上げる抱っこだそうです。男らしさが感じられキュンキュンするとのこと。光ちゃんはお米様抱っこやったことありますか?でも光ちゃんの嫌いなデブじゃお米様抱っこはできないですね」光一「そりゃあ、おデブ様は、おデブ様抱っこはできませんよwwwwwおデブ様、腹の上に俺が乗ってやるよ。でぇ~ん!!!つってwwwwwおお、のっかるなぁ・・・」

・光一「コンサート中、僕は皆さんの彼氏です!」ファン「キャー!」光一「ハハッ!こいつら簡単www超簡単!!!wwwwww」

・はいはい、俺のことを彼氏だと思ってもいいのは今だけね。でもコンサート終わったらすぐはい!!すぐ別れる!!!さよなら!!!!きっぱりと!!!!!!

・(コンサート中に離席するファンに)う○こか!?

・(ハロウィンの仮装についてMCで話していると)みんなおばさんのコスプレしてんの?

・(カウントダウンコンサート直前の中継で)化粧直すなら今です!特にKinKiファン!!!!

・(どこまで自分の視界に入るか確かめることになり、たまたま客席のファンの一部を中心として見ていたら)ファン「キャー!」光一「お前じゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」

・光一「俺と目が合ったって人?」ファン「はーい!!!」光一「ハハッ!!勘違い!!!!ぜんっっっっぜん見てない!!!!一切見てないから!!!!!!!!いっっっっさい見えてないから!!!!!!!!」

・光一「『私、光一くんと何回も目が合うんだけど、もしかして光一くん私のこと好きなんじゃないの!?』って思う人?」ファン「キャー!」光一「ハハッ・・・ハハッ・・・・末期!!!!!!!!」

・奥の方の人はきっと僕のことは豆粒くらいにしか見えないんでしょうけど、君らから豆粒に見えてるということは、僕からは豆粒以下にしか見えてないということですからね!!!!!

「奥の方まで見えてるよ-!」って言ってる人いるけどあれ嘘ついてるからね!!!!あれみんな嘘なんだよ!!!!!

・ファン「かわいい-!」光一「お前よりはかわいい!!!!!!!」

・ファン「ハゲ-!」光一「うるせぇブス!!!!!!!!!!!!!!!!」

・ファン「おじさーん!」光一「おばさーん!!!!!!!!!!」

・光一「今回も男性が多いですねぇ」男ファン「光ちゃーん!!!!」光一「僕、そっちの気は一切ないんでね、抱きしめられません!女性だけです」女ファン「キャー!」光一「ただ、女性でも選ばせていただきますよ。中島健人くんは『みんな抱きしめる』って言うかもしれませんけど、僕は選ばせていただきます!」

・(Sexy Zone中島健人さんにメッセージ)どう?ファンを愛してる?俺は転がしてるぜw

光一「いつもこうやって(ファンを)ディスってしまいますけど」剛「ディスってるんですね?w『いつもこうやってネタでね、色々やらさせてもらってますけど』だったら俺今止めへんかったけど、ディスってたの?w」光一「えぇ、何か?」

・(ジェットコースター・ロマンスのペンライト講座を剛さんがファンに伝授したら)光一「他のグループがいる時はやらなくていいですから!」ファン「えー!」光一「恥ずかしいやろ!俺たちだけのものにしようぜ!」ファン「キャー!」光一「(手のひらを転がしながら)ほんまお前ら簡単やのぉwwwwwww」

・剛「(MC中、しゃがんで飲み物を飲んでる)」ファン「かわいい〜〜!!!かわいい〜〜!!!」光一「飲み物飲んでるだけだよ?」ファン「かわいい〜〜!!!」剛「まぁ、かわいいものはしょうがないですね」光一「お前ら頭湧いてんじゃねぇの!!!!!!www」

・そろそろ歌いたいと思います・・・立て!おば様たちお立ちください。

・(「早く現実見ろよ!」と捌けるがアンコールで再度登場)現実見ろっつったろ!!!!!!!!

・記者「好きな女性のファッションを教えてください」光一「裸」記者「」

・記者「最近のマイブームを教えてください」光一「逆に聞きますけどあなたあります?」記者「」

・35歳女性(群馬県)「なんだか光一さんも丸くなったなぁと思うのですが、ご自身ではどう思われますか?」光一「オメーに言われたくねぇ!ww『お前こそ違う意味で丸いんじゃねーか?』って書いといてww違う意味でまん丸だろ!転がってしまえ!!コロコロコロコロ〜ってwww」

 

 

こちらから引用させていただいた部分もあります。詳細はこちらをご覧ください。

  

お分かりいただけるだろうか、あの綺麗な顔立ちと気品溢れる風貌からは想像がつかないほどクレイジーな一面を持っていらっしゃることを。

今はこんな感じでぶっ飛んでらっしゃいますが、デビュー当時、「俺、クールビューティーでいくから」って剛さんに宣言したっていう話ちょっと面白すぎない???この裏話、3年くらい前にKinKi Kidsと10代の頃から親交がある吉田拓郎さんと剛さんが対談した時に剛さんが話してたんだけど、「デビュー当時、光一が『俺、クールビューティーでいくから』って言ってきたんですよ(笑)。今なら笑っちゃうでしょ?(笑)」って言ってたのが面白すぎて本当無理。

でも、剛さん「今なら笑っちゃうでしょ?(笑)」って言ってるけど、実は一番光一さんのこと王子様だと思ってる節があるからKinKi Kids本当尊い

 

光一さんの誕生日に王冠をかぶせてあげてたり、ある時は、真っ白の衣装で誕生日を迎えたことがあって、その時は30歳の誕生日だったから30本の薔薇の花束を贈っていたんだけど、それがまぁびっくりするくらい似合っていて。真っ白の衣装に真っ赤の薔薇の花束を抱える30歳の光一さんが凄い様になっていて、本当に王子様!って思った。たまたまだったのか計算してやったのかは分からないけど凄い!と思って。剛さん共演者にも「かっこいいでしょ?」って光一さんのこと普通に紹介しちゃうし、剛さんが思う光一像みたいなのがある気がしてKinKi Kids本当尊・・・(以下略)。

 

この前も番組で光一さんが、「僕は普段移動する時馬なんで」「白馬みたいだからあれがいいかな!」「普段乗ってる感じがする!」って短時間の間に当たり前のごとく王子様ワードをサラサラと言っていて、スタッフとかゲストとか視聴者の大半はネタ的要素で捉えて「ハハッ!」ってなってると思うんだけど、剛さんだけは「そうやなぁ」みたいな感じで肯定して絶対に否定はしないからその温度差が凄く好き。

だって、今の光一さんって上述のとおり、剛さんの言葉を借りるとするならば、「今なら笑っちゃうでしょ?(笑)」って感じだから、剛さんも「いやいや」とか「おかしいやろ」ってなっても全然おかしくない展開だと思うんだけど、「そうやなぁ」って絶対に否定することなく肯定するのが剛さんらしくて凄く好き。

 

冒頭でも触れたけど、光一さんの何が凄いって、王子様には似ても似つかないクレイジーな一面をお持ちなのに、何十年も王子様として世間から認識され、「王子様だと思う芸能人は?」という調査では常に1位、2位にランクインしてくるところではないかと思うのだ。

だって、「王子様だと思う芸能人は?」という調査で、光一さん以外に名前が上がる芸能人と言えば、及川光博さんとか谷原章介さんとか、若い世代だと羽生結弦さんとか福士蒼汰さんとかSexy Zone中島健人さんなど、容姿はもちろんそうだけど、内面も女性に優しくて甘い言葉を囁くような紳士的な人がほとんどで、その中でですよ、その中で、昔から変わることのないあの綺麗な顔立ちと気品溢れる風貌だけで、何十年も王子様として世間から認識され、「王子様だと思う芸能人は?」という調査では常に1位、2位争いを繰り広げている光一さんって化け物かよ・・・と思っていた。

だけど、やっぱり風貌だけではこんなにも長く王子様として世間に認識されないんじゃないかと思うし、「王子様だと思う芸能人は?」という調査でも常に1位、2位にランクインしてくることもないんじゃないか?ということが、前置きが大分長くなったんだけれども、この記事の中で一番言いたいことなのだ。

 

私が思う王子様像って、いつも微笑んでいて、誰に対しても優しくて紳士でそれでいてレディーファーストで、甘い言葉を囁くようなイメージがあって、まさにSexyZoneの中島健人さんとか本当にどこからどう見ても王子様!って感じで、光一さんも言っていたけど本当に次世代の王子様だと思うのだ。

一方、光一さんはと言うと、恐らく多くの人が王子様と聞いて想像するであろう王子様像とは正反対で、カメラ嫌いで写真も常に無表情でもはやネタなのか?と思い始めるくらいアンドロイドだし、小学生若しくはそれ以下並みの下ネタもバンバン言っちゃうし、女性の敵だと思わざるを得ない言動しかしないし、相当クレイジーな一面をお持ちなのだ。

でも、時折、「そんな言葉どこから出てくるの!?」と思うような本当にかっこいいことをサラッと自然に言いのけることがあってドキッとすることがある。

 

今年の元旦のKinKi Kidsのコンサートで、光一さんが言ったことにファンが「えー!」って言ったら、「でも、皆さんの我儘を叶えるのが我々の仕事ですから」ってサラッと言いのけたのだ。こういう時って、大体ファンって「キャー!」ってなるものだと思うんだけど、その時ばかりは「おぉー!」と拍手と歓声が上がった。剛さんも思わず「かっこいいこと言うねぇ」って言うくらい本当にかっこよくて。過去には、アンコールで呼ばれると「呼ばれたら出てきますよ」って言いながら出て来て、いつも通り「もう本当に帰って!!!!」って言ってたんだけど、その後、「でも、女は我儘でいい。それを叶えるのが俺」と、どこのアニメの主人公だよ!?って思うくらい男前なことを言い残してステージから去って行ったのだ。剛さんが間違えて光一さんのソロパートを歌ってしまって反省してる時には、「いいんだよ!KinKi Kidsなんだから一緒に歌っても!」と、光一さんにしかかけることのできない120満点の言葉をかけた。

 

そういう職種に就いてるにも関わらず、カメラで撮られるのが嫌いだったり、銃を撃つような振り付けは恥ずかしいからって拒否したり、「俺は言葉よりも態度だから」って言うくらい、元々シャイな性格も関係しているんだと思うけど、光一さんがコンサートで手を振ったり甘い言葉を囁いたりしないのは、「ファンサービスよりパフォーマンスで、お客さんの心をつかめるアーティストになりたい」と自分に課しているからだ。

 

そりゃあ、近くにいるお客さん一人一人の目を見て笑顔で手を振ったら、心をつかめると思いますよ?でも、わりと早い段階で「これ要らないな」って思ってしまった。ファンサービスよりもパフォーマンスで、お客さんの心をつかめるアーティストになりたい、ならなきゃ、と自分に課した瞬間があって。「もう一度手を振ってほしい」と言われるよりも、「もう一度あのステージを見たい」と言われる人になりたい。その方が僕は100倍嬉しい。

 

どこを切り取っても堂本光一でしかなくて、とても心に残っている言葉だ。

光一さんは最高にかっこいいエンタテイナーだ。

 

それくらい、仕事人間で仕事に命を懸けている人だから、靭帯損傷をして足を引きずりながらでも、演出を変えずにステージに立つこともあった。十分なパフォーマンスが出来なかったことをお客さんに謝罪しながら、人前で初めて悔し涙を流すくらい、ストイックで責任感が強い。そして、とても人の痛みが分かる人だ。

 

事務所の派閥問題にも積極的に踏み込み、光一さんの発言でメリー副社長を激怒させた等々の記事が出たこともある。

先日の音楽の日もそうだ。司会をしていたSMAPの中居さんを思いやり、生放送にもかかわらずアドリブで中居さんの元へと光一さんは駆け寄った。光一さんも剛さんも歌番組でカメラに目線を送ったり、笑顔で歌うことはほとんどない(特に光一さんは)。だから、本人たちはそんなつもりはないけど、無愛想に見えて感じ悪いって勘違いされることも正直多いと思う。たけど、それがありのままのKinKi Kidsであって、そんなKinKi Kidsが中居さんの元へと駆け寄ったのもありのままのKinKi Kidsだ。

光一さんが中居さんに駆け寄る直前は剛さんのソロパートだったから、「今、自分が動いてしまうと剛に悪いと思って、自分の番までタイミングを見計らってた」と言っていた。そうやって25年も一緒にいる剛さんにも気遣いができるところも、光一さんは本当にスマートだ。

中居さんが後日、KinKi Kidsが自分の元へ駆け寄ってくれたことについて、「涙が出そうになった」と言っていた。私はKinKi KidsファンとしてKinKi Kidsを誇りに思った。

テレビ局や事務所に怒られるかもしれないのに、中居さんの元へと駆け寄った正義感溢れる光一さんと、「怒られるならKinKi Kidsで怒られようぜ」と、光一さんに同調するように光一さんを追いかけ、「お前は間違ってない、もうちょっとここにいようぜ」と定位置に戻ろうとする光一さんの背中を押し戻す愛に溢れた剛さんを誇りに思った。

 

余計な口出しをすると何が起きるか分からない世界だから他のタレントは余計な口出しはしない。KinKi KidsSMAPの直属の後輩でもあるし、光一さん自身がそれを一番よく分かっているだろうに、放送コードギリギリの発言を繰り返したり、突然ぶっ込むことも多く、正直、ファンとしては、少なくとも私は、かなりヒヤヒヤしてる気持ちもあるんだけど、そういうことをしてくれる人って中居さんと光一さんしかいないのだ。色んな思いを抱えながらも一切弱音を吐くことなく、一人で立ち向かう光一さんを私はとても誇りに思っている。こんなに正義感溢れ、思いやりがあって強くて優しい人はいない。

 

光一さんは、微笑みをこぼしながら甘い言葉を囁く、映画やドラマに出てくるような理想の王子様ではない。シャイでどの写真を見てもにこりともせず、真顔で相変わらずアンドロイドだし、ファンに暴言吐いちゃうようなちょっと不器用で素直じゃないところもあるけど、人一倍責任感と正義感が強くて、思いやりがあって強くて優しくて、私たちを幸せにしてくれる最高にかっこいいエンタテイナーであり、最高にかっこいい王子様だ。